ごあいさつ

このたび、2025年度 大宮南支部の支部長を拝命いたしました、
すみえ社会保険労務士事務所の宇梶 純江です。
埼玉中小企業家同友会は、県内に16の支部を有し、約1,000名の中小企業経営者が所属する団体です。「社長の学校」とも呼ばれるように、業種・業態を超えて、経営者が「企業づくり・経営者づくりの学び」「経営者の仲間づくり」を目的に、委員会活動や支部例会を通じて共に学び合っています。
その中で、私たち大宮南支部では、2025年度スローガンに「つなぐ力、育む力で未来を創る」 を
掲げました。
これは、仲間とのつながりの中で学び合い、互いに育ち合いながら、それぞれの会社と地域の未来を共につくっていこうという想いを込めた言葉です。
中小企業の経営は、正解のない挑戦の連続です。経営の悩みを一人で抱え込むのではなく、互いの実践を語り合い、気づきを得て、次の一歩を踏み出す。そんな実感と変化を生む場が、ここ大宮南支部にはあります。
同友会には、実に多様な経営者がいます。創業間もない方、事業承継や第二創業の渦中にある方、成熟期の企業を率いる方まで、それぞれが異なるステージで課題に向き合いながら、失敗も成功も語り合い、拍手を送り合い、ともに挑戦を重ねています。こうした温かな関係性こそ、南支部の強みです。
私自身も、同友会での学びを通じて、自社のビジョンを見直し、雇用や社員教育、組織づくりのあり方を根本から見つめ直してきました。経営者としての変化が会社の未来を変える――その実感を、今では多くの会員と分かち合っています。
これからも大宮南支部は、地域で奮闘する中小企業の経営者一人ひとりが、仲間と出会い、語り合い、学び合いながら、ともに未来を創っていける場所であり続けます。
2024年度 活動スローガン
「つなぐ力、育む力で未来を創る」
中小企業家同友会の目的
同友会三つの目的
- 同友会は、ひろく会員の経験と知識と交流して、企業の自主的近代化と強靭な経営体質をつくることを目指します (良い会社をつくろう)
- 同友会は、中小企業家が自主的な努力によって、相互に資質を高め、知識を吸収し、これからの経営者に要求される総合的な力を身につけることをめざします (よい経営者になろう)
- 同友会は、他の中小企業団体とも提携して、中小企業をとりまく社会・経済・政治的な環境を改善し、中小企業の経営を守り安定させ、日本経済の自主的、平和的な反映をめざします (よい経営環境をつくろう)
自主・民主・連帯の精神
同友会は、他のいかなるところからも干渉や支配を受けず、入退会についても自主性を尊重し、運営のボス支配を排除します。会員どうしの援け合いと信頼関係の構築に努め、さらに外へ向けての融合、協力、団結を進めます。
国民や地域と共に歩む中小企業をめざす
事業所数の99%、従業員数の80%を占める中小企業は日本経済の基盤。誇りをもって、地域に愛される企業づくりをめざしています。
人間尊重の経営について
同友会では「中小企業における労使関係の見解」(1975年中同協発表)の精神をもとにして、「社員を良きパートナーとして深い信頼を寄せ、企業づくりの展望を提示し、豊かな人生を創造する基盤を労使が一体となって築き上げていくこと」と定義しています。
中小企業家同友会の活動について
会員の経営体験に基づいた例会
地域ごとの例会では会員経営者の生の経営体験報告を聞き、少人数のグループに分かれて討論を行うというスタイルが一般的です。 報告者の話しから学ぶとともに、討論では参加者自身の経営におきかえて、企業と経営者のあり方の核心に迫る意見の交換を行っています。
