大宮南地区会 令和2年11月Web例会

ONE TEAMの作り方
~事業規模拡大のヒントは、障害者雇用にあった!~

今回は串田哲也会員に、障害者雇用と会社の組織作りを報告して頂きました。

串田氏はお父様の言葉を受け、社会福祉法人を設立し施設長として働き始めました。

他人の世話をする中で感動や衝撃を覚えました。

串田氏の会社はグループホームの経営や障害者の職業訓練等を行っています。 設立当初、串田氏は売上の増大を特に考えていましたが、社員の離職率は高かったそうです。

そこで

  • 事業拡大
  • 他の会社との差別化
  • 顧客の自己実現
  • 管理者の増加

を行いました。また

  1. 社員に社内のイベントを考えさせる
  2. 障害者社員への教育を他の社員に考えさせる

等の内製化も行いました。

その後会社は「チーム」で事業と向き合い売上は向上し事業規模や社員も増加しました。

串田氏は現在「社員を守りたい。障害者雇用こそが最大の地域貢献である」と考えています。グループ討論では組織作りを討論し「社長が将来のビジョンを説明する」「社員と積極的にコミュニケーションを取る」等の意見が出されました。

例会のまとめで木下信二会員は以下のように言われました。
「今日の報告は来年の障全交への良いスタートになったと思います」

報告者:串田哲也氏〈社会福祉法人 独歩 理事〉


2020年11月30日