大宮南支部 2025年2月例会

ボーリング! ボーリング!! ボーリング!!! 

誰もが知っている国民的スポーツ!! 大人なら必ず一度は転がしたことのある重いタマ、一 緒にいる仲間たちと、気持ちも飛び跳ねて転がりまくる!! 他の支部垂涎の的、噂のボーリン グ例会が、2025 年 2 月 18 日、ラウンドワン大宮にて執り行われました。

参加者総勢35名がしめやか集まり、思い思いの重いボールを選んで練習投球にいそしむこ と 30 分。仲間づくり委員会の鈴木さんが例会の開始を告げました(聞こえません)。今回のボ ーリング例会は 1 フロアの貸し切りにはならなかったので、我々の隣の数レーンで楽しんでい る方たちのボールの音も相まって、とにかく音が洪水のようにあふれていました。臨場感もラ イブさながら、みんな自然と大声になり、笑い声も大きくなっていきました。 

後に上坂支部長のごあいさつ(よく聞こえません)、そして斉藤さんのルール説明(よく聞こえ ません)が入りました。久しぶりに体を動かさないと、ボールの代わりにレーンを滑っていきか ねないとのご配慮から、みんなでラジオ体操。既に掛け声も聞こえないくらいの動悸(汗)。 そしてこの後、会長の始球式はあたかも流れ星のような軌道で美しくガーターをキレイにして いきました(よく見えました)。 

さて噂で聞いたところによると、今回のルールは 1 チーム 3 名から 4 名の団体戦と個人戦 で、団体戦は各チームメンバー2 ゲーム平均のスコアで 1~3 位とビリを表彰するとのことで した。もちろん全員、トップを狙う名目で、ビリだけは避けようと必死に見えました。ちなみに 筆者はボーリングが結構得意で、どんなイベントの大会も上位 1/4 には入るので、鼻歌まじり でした。 

ゲーム開始の合図も聞こえずおもむろに投球を始めたのを確認して各チーム投げ進めてい きます。3 名チームは当然のごとくテンポが速い。投球スピード記録を狙う方、とにかく個人戦 入賞を淡々と狙う方、昔から今まで高頻度で投げ込んでいる方もいらっしゃれば、投げるたび に首を傾げ腰に手をやり、へっぼこスコアに立ち眩みを禁じえなかった方、アベレージが 160 なのに、過去最低記録 50 台をたたき出した方もいて(ちなみに後半全て筆者)、平均値をとる と、想像以上に差がつかない印象でした。 

1 ゲーム目の 7 投目に、ムーンショットなる、暗闇にまぎれてこっそり投球する、デート向き プチイベントがありました。ほのかな灯りの中、各チームの投球者が同時に投球、ストライクを 出した方に賞品という機会に、筆者の隣レーンの小山さんが実力を存分に発揮し、ストライク 獲得!! 暗闇でも発揮できるその底力を少しでも分けてほしいと思った方は筆者だけではなか ったと思います。 

さて、ちなみに筆者が属していたチームは 4 名チームで、他のチームよりもメンバーが多か ったせいか(大嘘)、最下位爆走してしまいました。特に木下さんが奮闘され、非常に良いスコ アを 2 ゲームとも叩き出したのに、余裕をかましていた筆者が過去 20 年見たこともない大崩 れで、全力でチームの足を引っ張ってしまい、むしろチームから叩き出されそうでした。皆さん さすが優秀な経営者です。大人です。 

そんなこんなで最下位爆走だった上、4 名チームだったため、他チームが投球終了したのに 最後まで投球していたため、他のチームの皆さんからの目線が痛い痛い。ですが痛みはカンフ ル剤にならず、ぶっちぎりのビリが決定しました。ああ空気が重い。返却するボールが倍くらい 重い。 

そののち寒い中懇親会会場に場所を移し、メンバーとボーリング談義と経営者ならではの 事業の情報交換とあいなりました。場所は大宮南御用達の「矢まと」。大宮南の懇親会は単な る宴会ではなく、会員の仕事の話を聞き、また自分の事業の悩みなども話し、いろいろな情報 交換と気づき、学びができる「酔っぱらいの宴」。実はこの場所でいろいろと仕事につながるヒ ントを得られることも多く、決してお酒だけを目的にしているわけではないことを銘記してお きます。これはほかの経営者会にはない、常に経営のことを考えているからこそできることで あり、単に商売相手を探すだけの会ではないのが自慢です。 

お酒も手伝い、お話も進んできたところで、一挙に酔いもさめるボーリング大会の結果発表 と相成りました。 

肝心の結果発表は意識が飛んでいたため記憶にありません。それほど驚きの商品が飛び出 しました。ディズニーに 2 名ご招待、クルーザー宴会、めちゃくちゃ高い牛肉。。何ですかそれ は。それがあるなら最初から頑張ったのに(嘘)。ですが今回、斉藤さんはじめ仲間づくり委員 の皆さんが、最高の例会を作るため、奔走されたのだと感じました。これぞ大宮南の例会です。 

優勝チームから 3 位まで表彰されましたが、肉にあてられて記憶がありませんが、皆さんの心 の中にきっと刻まれている事でしょう。そしてわがチームビリ(反省)は、ハーゲンダッツのアイ スギフトを頂戴し、アイス大好きの筆者は、ビリを狙ったのさと自分をほめてあげました。 

大宮南の例会はいつも真剣。決して一部の方にしか通用しないテーマで例会をしませんし、 現状の経営に刺激を与える、ちょうどよい距離感で、会員に学びの機会を提供します。ご存知 のように、特に大宮南は会員の結びつきが強く、しかも会員はほかの会員のために何かできな いか、という意識も持って参加して頂いています。それが今回のボーリング「例会」にも明確に 表れています。経営者は孤独だが、経営者仲間も孤独を共有できる。いわば業種を超えたチー ムともいえる。ボールを投げることが一つのバトンとして、いろいろな思いを共有し、それをつ なぐ。こういう意識を持っているからこそ、ボーリングも大切な例会と言えるのではないかと 思います。最悪スコアの筆者はさすがに叩き出されそうでしたが。 

そんな大宮南の中の良さ、いわば一つのチームとして頑張る姿を見て、本例会のゲストさん である野尻さんが、早速入会をして頂けることとなったようです。こうして新しい経営者にご 入会頂くたび、私たち大宮南はまた新鮮な気持ちで成長していくことができます。たとえガー ターでもスコアが悪くても、叩き出されない限りは仲間です(反省してます)。 

今年は上坂支部長から引き継ぐ宇梶新支部長が、今までと同様、またそれ以上に素晴らしい 大宮南チームをまとめていくことになるかと思います。経営のレーンを外さず、最後はきちん とスコアをまとめ上げられるよう、皆さんと共に成長していこうとする、そんな思いが感じられ た、素晴らしい例会でした。 

本例会に関わられた皆様、お疲れさまでした。楽しくもきちんとした学びの場のご提供、あり がとうございました。 

(文責 師井)

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