大宮南地区 令和5年1月例会
1 月 17 日(火曜)レイボックホールリハーサルルームにて大宮南地区の 1 月例会が行われました。
当日の参加者は 35 名。
今回の報告者は、音楽業界では珍しく、音楽教室の組織経営をおこなっている有限会社サウンド オフ
ィス・コアの代表取締役 菊永 良枝さん。
なんと!同友会歴は 25 年。
現在は埼玉中小企業家同友会の副代表理事であり、筆者も所属する女性経営者クラブファムの委員長でもあります。
菊永さんといえば、柔軟かつ論理的な論客でありながら、思いやりと行動力と感性の人でもあります。
中学生の時に人の前で演奏することに目覚め、ピアノの先生から経営者となり、トラブル(=人)で「謝
りに行くのが私の仕事」だったころ同友会に出会い、以降、同友会と共に歩んでこられました。
同友会での出会いやお役を通じた学びから、今では「経営者の仕事は、課題をどうやって解決していくかを考えること」だとし、自ら次々に新事業を立ち上げ、従業員と共に成長を続けてきました。
菊永さん曰く、音楽業界における感性(センス)とは、「この人に合った曲って何だろう」と考える想像
力。奥行きを見つめる力。経験や知識。そして思いやりだと言います。
後半のグループ討論では、まさにこと「感性とは」がテーマでしたが、菊永さんの報告に触発されたのか、どのグループも前向きなパワーに満ち溢れていました。
そして、音楽へのリスペクトと同友会愛が詰まった 1 月例会の最後は、贅沢にもピアノとフルートの生演奏でした。
この例会で、「感性が上がった気がする…」と勘違いしたのは私だけではなかったと思います。
ファミリーワークス合同会社
生駒章子